+5+ 小さな肺(3) 長引く入院

kanaはがんばりました。
苦しいことにも、痛いことにも文句一つ言わず?にがんばりました。
機械が一つ取れ、薬が一つ減り…
ほんとうにゆっくり、ゆっくり…
kanaの顔にも、みんなの顔にも笑顔が戻って行きました。
「外泊してみようか…」
この言葉がでるまでに、ケトン食療法の入院からもう2ヶ月以上たっていました。

2002年1月。季節は真冬
2ヶ月ぶりに家に帰りました。
たった一泊の外泊でしたが体中から力が抜けるような感じでした。
私の家って、こんなかんじだっけ?
うちの家具ってこんなのだっけ?
そんな新鮮な感じがしたことを覚えています。

外泊をしてみて、kanaの呼吸状態の変化の早さに驚きました。
病院は、とっても温かいところ。
一歩外に出ると、外気はかなり冷たく、それを吸いこむだけで咳が出る。
さっきまでなかった「ヒューヒュー」の呼吸音。
冷たい空気で喘息が誘発され、苦しくなってしまう…

私たちはkanaのちょっとした変化にいつもいつも気を張りつめていました。
どうしたら呼吸を安定させることができるのか。
苦しくなってしまったらどうしたらいいのか。
どの程度まで苦しくなったら、まずいのか…
kanaの微妙な変化を見逃さず、とにかく風邪を引かせないためにはどうしたらいいのか…

これらのコントロールができなければ家に帰れない。
退院ができない…と思っていました。

■kanaの病気
■+1+点頭てんかん(1)
  (2)発作を知る
  (3)脳波検査
  (4)てんかん薬の履2000年
              2001年
■+2+ACTH療法(1)
  (2)ACTH療法中の動き
  (3)ACTH療法の副作用?
  (4)セカンドオピニオン
■+3+肺炎
■+4+ケトン食療法(1)
  (2)
■+5+小さな肺(1)液体酸素
  (2)ケトン食療法終了
  (3)長引く入院
  (4)ぜんそく
  (5)体位変換・呼吸介助
  (6)ぶた鼻
■+6+アレルギー(1)
  (2)検査結果
■+7+水頭症(1)穴
  (2)骨の離開
  (3)頭囲の変化
  (4)進行
■+8+股関節脱臼