+5+ 小さな肺(2) ケトン食療法終了

風邪っぽく。呼吸にヒューヒューする音が混じる。
しかし発作は落ち着いており、
まぁなんとかケトン食療法を続けていけそうな気がしていました。

2001年12月。クリスマスの頃。
年末で外泊をする子が多く、病棟は静かでした。

kanaは咳をしていました。
タンのからんだ、なかなか止まらない咳。
30分…1時間…咳は止まらない。
真っ赤な顔をして、ゼロゼロしながら咳をする。
背中をたたいたり、吸引をする。 
でも吸引が刺激になり、また咳…
私は、何もできない。

点滴に気管支拡張剤を入れる。
負担になるためケトンミルクは一旦中止。
持続吸入を始める。
やっと咳が少し落ち着くと、疲れ果てて眠る。
しかし、またすぐ咳で目を覚ましてしまう。
「お願いだから、先生、この咳止めて!!」
また、あっという間の肺炎。
それから、喘息。

心拍は180をはるかに超えて、SPO2も不安定。
ステロイドを使う。何度も使う。
太ももの付け根から中心静脈に高カロリーの点滴。
これがしばらくの間のkanaのごはん。
肺を楽にしてあげるために圧をかけて、広げてあげる。
鼻にネーザルを付ける。

ドクターの話の中に出てきた。
「…覚悟…そんな気持ちも持っててください…」
子どもって、両極端。
生きる力も持ってるけど、
それがふと尽きた時簡単に死んじゃうんだ。
今のkanaは、どうだろうか。

…これでケトン食療法は終わりました。

■kanaの病気
■+1+点頭てんかん(1)
  (2)発作を知る
  (3)脳波検査
  (4)てんかん薬の履2000年
              2001年
■+2+ACTH療法(1)
  (2)ACTH療法中の動き
  (3)ACTH療法の副作用?
  (4)セカンドオピニオン
■+3+肺炎
■+4+ケトン食療法(1)
  (2)
■+5+小さな肺(1)液体酸素
  (2)ケトン食療法終了
  (3)長引く入院
  (4)ぜんそく
  (5)体位変換・呼吸介助
  (6)ぶた鼻
■+6+アレルギー(1)
  (2)検査結果
■+7+水頭症(1)穴
  (2)骨の離開
  (3)頭囲の変化
  (4)進行
■+8+股関節脱臼