+7+…障害?

その後NICUで告げられた時のことはあまり覚えていません。
もちろん日記には書いてあるんだけど、
記憶として私の中にあまり残っていないのです。
それだけ衝撃的なことが
たくさん、たくさん起きたということでしょうか。


kanaの病気はアイカルディ症候群と言う名前だそうです。

病気を持って生まれてきたから
名前は誰が見ても悪いところのない名前にしようと思いました。
2ヶ所の生命判断で見てもらい、その両方に合った名前kanaに決めました。

kanaはいろんな検査を受けるため
NICU(新生児集中治療室)にたった一人で入院をしていました。
一足先に退院した私は電車に乗って病院におっぱいを届けました。
たくさん出ないおっぱいをがんばって絞りました。

4日ほどでkanaは保育器から出て酸素を足さなくても過ごせるようになりました。
ミルクも少しずつ飲む量が増えていきました。
でも他の小さな赤ちゃんに比べあまり動かず、目も開けません。
泣き声も小さく、いつも寝ています。


それでも面会に行くと、いくら見てても飽きません。
かわいくてかわいくて…写真もたくさん撮りました。
papaもkanaをいっぱいかわいがってくれました。

この頃たくさん泣きました。
いつも何をしていてもkanaの事を考え泣いていました。
笑って過ごせる日が来るなんて思えませんでした。
こんなにかわいいのに、とても重い病気を抱えて生まれたkana。
何がいけなかったのかな…なんて考えました。
でもそれは、誰かに責任を押し付けるだけのことになると思い、
もう絶対に考えないと決めました。
kanaはkana。病気があってもkana。
こんなに重い病気があったのだから
もし1000gの時に生まれてしまっていたら、今こうして会えなかったよね。
kanaは生きる力のある子だよ。
この頃いつも松山千春の『この世で君が一番好き』を聴いていました。
  
♪・・・この世で君が一番好き この世で君が一番好き
    ただ何となく この気持ちを今 伝えたくて
    こんなに生きていたいなんて こんなに生きていたいなんて
    ただ漠然と 心が叫ぶ そう何度となく
    全てが愛しい 空も海も山も川も
    何より君への愛 永遠の生命を与え ・・・♪


■わが子が病気を持って生まれるということ。

■生まれるまで
■+1+まだ1000gの赤ちゃんの時
■+2+産科病棟入院中
■+3+フライング
■+4+陣痛が来た!
■+5+しあわせな時(1)
■+6+しあわせな時(2)
■+7+…障害?